【登録】JA8777,JA8781,JA8805
【全幅】32.0m 【全長】26.3m 【全高】8.98m 【主翼面積】94.8u 【エンジン】RRダートMk542-10K(3,060shp)
【最大離陸重量】25,000kg 【機体重量】15,419kg 【最大巡航速度】546km/h 【最大航続距離】1,090km 【離陸距離】1,280m
【着陸距離】668m
【座席数】64席 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1962年8月30日 【初就航年月日】1965年4月1日
【生産機数】182機
【説明】
第二次世界大戦の敗戦で一切の航空活動を禁じられた日本ですが、国内の機体メーカー6社(三菱重工業、川崎航空機、富士重工業、新明和工業、日本飛行機、昭和飛行機)が1957年5月1日、財団法人輸送機設計協会を設立し、研究作業に着手しました。その結果短距離離着陸性能を持った60席級のターボプロップ機という基本案がまとめられ、これに基づいていくつもの案が検討されることになったのです。そのうちエンジンに第1案のロールスロイス、主翼面積にも第1案のものが採用され、この案の番号と「輸送機設計協会」の頭文字を合わせ、機体名称をYS-11としました。従ってよく「ワイエスイレブン」と呼ばれますが、正式には「ワイエスいちいち」と言うのが正しいことになります。
【登録】JA4003
【全幅】11.0m 【全長】8.2m 【全高】2.72m
【エンジン】ライカミング IO-360 水平対向4気筒(160hp)
【最大離陸重量】1,134kg 【機体重量】746kg
【最大巡航速度】241km/h 【最大航続距離】1,445km
【着陸距離】183m
【座席数】3席 【運航乗員数】1名
【初飛行年月日】1955年
【生産機数】36,000機以上
【説明】
戦後まもなくデビューした170型の流れをくみ、様々な改良を積み重ねながら長年作り続けられてきたセスナ社の代表作です。その生産機数はすべての機種の中で世界一のベストセラー。以前は(通常型に対して)デラックス型をスカイホークと称していましたが、現在は統一して単にスカイホークと呼ばれています。4人乗りで高翼、下方視界が良いというメリットを生かし、写真撮影など産業航空機としてもよく使われていて、とても多用途です。大変人気の機種だったのですが一時は生産停止、その後再開されR型、SP型と呼ばれています。
【登録】抹消
【全幅】9.42m 【全長】7.98m 【全高】2.59m
【エンジン】ライカミング IO-360 水平対向4気筒(180hp)
【最大離陸重量】1,150kg 【機体重量】650kg
【最大巡航速度】203km/h 【最大航続距離】999km
【離陸距離】315m 【着陸距離】150m
【座席数】3席 【運航乗員数】1名
【初飛行年月日】1965年8月
【生産機数】約300機
【説明】
戦後初の純国産量産単発機です。すでに生産は1982年に終了していますが、これまでに約300機が生産され、うち170機が輸出されました。愛称は「エアロスバル」といい、A類のアクロバット飛行ができるタフな練習機・レジャー機として人気を集めていました。往年の名戦闘機「隼」の流れをくむ流麗なボディラインが特徴で、主翼は矩形、脚は固定で風防はスライド式になっており、スポーツ機らしさとあわせて多用途機として使える懐の深さがあります。国内にある多くのFA-200は健在で現在もフライトクラブの練習機として使われていますが、数は徐々に減ってきています。
【登録】OI5530
【全幅】10.0m 【全長】7.94m 【全高】2.92m
【エンジン】ライカミング IGSO-480-AIF6(340shp)
【最大離陸重量】1,510kg 【機体重量】1,151kg 【最大巡航速度】340km/h 【最大航続距離】822km
【離陸距離】463m 【着陸距離】312m
【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1974年9月26日
【生産機数】50機
【説明】
航空自衛隊創設以来の初等練習機T-34メンターの後継機として使用されていたレシプロ練習機です。T-34をライセンス生産した富士重工業がその経験を生かしてLM/KMシリーズを開発、そのひとつである海上自衛隊向けの4座席型KM-2をタンデム配置の複座にしたKM-2Bを社内試作、これが1975年8月にT-3として正式採用されました。過給器付きエンジンへの換装、プロペラを2枚から3枚にするなどし、性能の改善が訓練効率向上に役立ちました。既に退役し、後継としてT-7が使われています。
【登録】JA3340
【全幅】10.92m 【全長】7.62m 【全高】2.29m
【主翼面積】16.16u 【メインローター面積】 【エンジン】ライカミング IO-540-A1A 水平対向6気筒(300hp)
【最大離陸重量】1,632kg 【最大巡航速度】265km/h
【離陸距離】275m
【座席数】5席 【運航乗員数】1名
【初飛行年月日】1963年
【生産機数】約8,000機
【説明】
セスナ社の単発シリーズ中、キャラバンが登場するまでは最大の機体でした。もともとは185を前輪に改め、胴体をストレッチして積載量を増やした206スーパースカイワゴンがこのシリーズのスタートでした。軽貨物や旅客輸送をはじめ、多用途に使える大型単発機として人気があり、一度は生産停止となったものの98年には再開。新しいタイプは206Hとそのターボエンジン型T206Hの2機種で、すでに600機以上が販売されています。
【登録】JG1209,JG1210
【全幅】10.97m 【全長】7.34m 【全高】2.59m
【エンジン】コンチネンタル O-470-11 空冷水平対向6気筒(213hp)
【最大離陸重量】1,000kg 【機体重量】830kg
【最大巡航速度】250km/h 【最大航続距離】470km
【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1950年 【初就航年月日】
【生産機数】14機
【説明】
アメリカで量産型L-19Aバードドッグのデリバリーが1950年12月に開始され3,400機以上生産されるヒット作となりましたが、日本陸軍はこれを陸軍最後の固定翼連絡機として使用していました。この種の機体としてはもっとも完成度が高く、戦場での手荒な扱いにも耐える頑丈さを持ち、操縦性・整備性ともに容易でエンジンパワーに余裕がありました。陸上自衛隊は保安隊から改編される1ヶ月前に受領し、107機を運用。その後富士重工業で主翼強化型フラップ電動式となったL-19E-1が国産化され、陸上自衛隊は14機を取得しました。これらバードドッグは各方面航空隊に配備されていましたが、70年代半ば以降、OH-6Jに交替し退役しました。
【登録】JA3499
【全幅】9.97m 【メインローター直径】 【全長】5.49m 【全高】1.94m
【主翼面積】 【メインローター面積】 【エンジン】ライカミング O-235 水平対向4気筒(108hp)
【最大離陸重量】757kg 【機体重量】503kg
【最大巡航速度】196km/h 【最大航続距離】1,158km
【離陸距離】221m
【座席数】 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1977年
【生産機数】24,000機以上
【説明】
1958年以来、1978年まで24,000機以上が生産されて複座単発機のベストセラーとなりました。1978年からはパワーアップした152にバトンタッチされましたが、152になってからも7,500機が生産されましたが、小型機不況の影響で86年に生産中止となってしまいました。150や152は多くのフライトクラブやスクールで練習機として使われており、経済的でシンプル、クセがなく使い勝手のよい機体として定評があります。また構造を強化してアクロバット飛行ができる「エアロバット型」もあります。
【登録】N9179
【全幅】6.1m
【エンジン】ライカミング AEIO-360-AIA(200hp)
【機体重量】468kg
【最大巡航速度】241km/h 【最大航続距離】628km
【運航乗員数】1名
【初飛行年月日】16316
【説明】
世界でも有名で、かつ広く使われているアクロバット機。カーチス・ピッツが1943年に設計し、完成機でもキットでも販売しています。83年にクリステン社がピッツの製造販売権を買い取って引き継ぎ、91年にはアビアット社が買収しました。シリーズには本校が所有する単座のS-1、複座のS-2A、S-2B、高性能単座のS-2Sの大きく分けて4種類があります。日本にも数機が輸入されて各地のエアショーでも活躍していました。胴体は鋼管羽布張り、主翼は木製の羽布張りで、複葉によるその運動性能の良さと全体の空力バランスの良さが特徴です。
【全長】7.8m 【全高】2.3m
【運航乗員数】2名
【説明】
ホームビルド機と思われるビンテージプレーン。海外から取り寄せ本学の関係者が組み立てたと思われるが詳細は不明。謎の飛行機=フーファイターと呼ばれています。
【登録】JA2397
【全幅】17.0m 【全長】7.6m 【全高】1.85m
【エンジン】リンバッハ L2400(90hp)
【最大離陸重量】850kg 【機体重量】610kg
【最大巡航速度】250km/h
【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】29645
【説明】
この機体は当初バレンティン社によりスパンが15mと17mの両方が開発されていましたが、最終的には17mのものが生産されました。前輪式の脚を持つ高性能のサイドバイサイド複座モーターグライダーです。運搬や収納の便宜を図る目的で、主脚より外側の主翼を胴体と平行に折りたたむこともできます。主翼にはグラスファイバーとフォーム材による応力外皮構造となっています。脚は油圧緩衝装置を持つ機械引込式。
【登録】JA2436
【全幅】15.3m 【メインローター直径】12.2m 【全長】12.16m 【全高】3.8m
【主翼面積】 【メインローター面積】 【エンジン】ロータックス 912S(100hp)
【最大離陸重量】450kg 【機体重量】650kg
【最大巡航速度】180km/h
【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1970年
【説明】
ベストセラーのサイドバイサイド複座のモーターグライダーで、初級練習用に使われています。前進角をもった主翼と鋼管羽布張りの太い胴体の組み合わせで独特のフォルムとなっています。オプションで付加排気管と低回転プロペラをつけることも可能で、この場合は騒音値を大きく下げることも可能。主翼は木製羽布張り、オプションで折りたたみ機能も付きます。胴体前部は積層グラスファイバー板で被覆されていて、尾翼は主翼と同じく木製となっています。
【登録】JA007E
【全幅】2.11m 【メインローター直径】10.17m 【全長】11.25m 【全高】2.7m
【主翼面積】 【メインローター面積】116.8u 【エンジン】三菱 MG5-100(800shp)
【最大離陸重量】4,500kg 【機体重量】2,530kg
【最大巡航速度】272km/h
【最大航続距離】730km
【座席数】8席 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】35275
【説明】
三菱重工業が最新テクノロジーを結集して独自に作り上げた、純国産のツインタービンヘリコプターです。高性能、低騒音、安全性、経済性、居住性を設計目標にしていて、メインローターは4枚、テールローターは10枚のダクテッドファンになっています。「すべて国産」のコンセプトに基づきエンジンも国産で、陸上自衛隊で使用しているOH-1のエンジンで、TS-1をベースに開発したMG-5型をを2基搭載。キャビンスペースも広く、4座席2列となっています。
【登録】JA9207,JA9216
【全幅】1.92m 【メインローター直径】14.63m 【全長】17.37m 【全高】2.8m
【主翼面積】 【メインローター面積】81.1u 【エンジン】アリソン 250-C20J(317shp)
【最大離陸重量】1,453kg 【機体重量】661kg
【最大巡航速度】226km/h 【最大航続距離】554km
【座席数】3席 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】24117
【説明】
日本においてタービンヘリコプターの草分け的存在で、現在でも多方面で使用されています。元々はアメリカ陸軍の軽観測ヘリコプターとして開発し敗れたもので、民間向けに再設計して今に至っています。小型で汎用性に優れた機体はセミ・モノコック構造を採用し、不時着陸時にも破損しにくくなっています。初期に生産された206A型はエンジン出力が不足していて、すぐに出力アップした206B型が製作、以降この型が一番多く製造されました。日本には延べ200機以上が輸入され、報道、薬剤散布、人員輸送、警察、海上保安庁などに採用されています。
【登録】JA9111
【全幅】2.8m 【メインローター直径】8.0m 【全長】7.6m 【全高】2.7m
【メインローター面積】168.1u 【エンジン】ライカミング T55-08D(1,400shp)
【最大離陸重量】3,856kg 【機体重量】2,087kg
【最大巡航速度】217km/h 【最大航続距離】531km
【座席数】8席 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】20750
【生産機数】118機
【説明】
富士重工業がベル社からのライセンス契約により生産していた204B型の派生型が204B-2型で、日本のタービンヘリコプターを代表する機種の一つ。基本的には204B型と同じですが、エンジン出力を従来の1,100shpから1,400shpに強化することで高温高空性能が著しく向上しました。このため物資輸送や送電線敷設飛行などに使用されたほか、警察でも活躍しました。富士重工業ではライセンス生産により118機が製造され、その多くが陸上自衛隊で使用、国内の様々な災害支援をこなしました。メインローターは金属製の2枚ブレード。スライドドアを使用しているので、乗客や物資の搬入が楽に行なえます。
【登録】JG1161
【全幅】2.07m 【メインローター直径】8.18m 【全長】6.75m 【全高】2.65m
【メインローター面積】 【エンジン】アリソン 250-C20B(375shp)
【機体重量】512kg
【最大巡航速度】280km/h 【最大航続距離】509km
【座席数】2席 【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】1969年
【説明】
陸上自衛隊がもっとも多く保有しているヘリコプターです。それまで使用してきたH-13観測ヘリコプターとL-19連絡機の任務を統合した後継機で、1969年より配備が始まりました。陸上自衛隊航空自衛隊に行けば必ず見られるヘリコプターです。各種のタイプがあり、1982年までにJ型を117機配備しました。その後このD型に切替配備を進め、現在J型はすべて退役。また海上自衛隊は操縦者教育用としてD型とDA型を少数機だけ配備しています。
【登録】JA1313,JA1332,JA1333,JA1337,JA1338
【全幅】1.3m 【メインローター直径】11.0m 【全長】12.26m 【全高】3.1m
【メインローター面積】52.5u 【エンジン】ライカミング HIO-360-DIA(190hp)
【最大離陸重量】862kg 【機体重量】482kg
【最大巡航速度】169km/h 【最大航続距離】373km
【運航乗員数】2名
【初飛行年月日】20729
【生産機数】38機
【説明】
ヒューズ社が開発したアメリカ陸軍向けの観測ヘリコプターで、TH-55Aと呼ばれ観測用・初等操縦訓練に使用されていました。日本では陸上自衛隊向けに川崎重工業でライセンス生産。民間向けにはヒューズ269と名付けられ生産販売されていましたが、1983年シュワイザー社が製造権を取得し269Cを引き続き生産。25年以上にわたって3,000機近くが生産され、その間に多くの改良を重ねています。民間機としては現在、人員輸送や教育訓練、自家用、社用機など世界中で幅広く運用されています。
【登録】JA9016
【全幅】2.3m
【メインローター面積】94.9u 【エンジン】ターボメカ・アルツースト・B1(562shp)
【最大離陸重量】1,952kg 【機体重量】1,022kg
【最大巡航速度】210km/h 【最大航続距離】510km
【座席数】3席
【運航乗員数】2名 【初飛行年月日】25279
【説明】
旧シュド・アビエーションがインド空軍の要求によりヒマラヤ山脈でも運航できるヘリコプターとして開発されました。ベースはSE3130アルウェットU型で、機体構造を強化しSA316BアルウェットV型の高出力エンジンとダイナミック・コンポーネントを組み合わせ、高高度での運用能力や機外吊り下げ能力を向上させました。機体の名称を「ラマ」と呼び、インドのヒンダスタン社でもライセンス生産が行われています。この「ラマ」は数々の世界記録を樹立しており、1972年6月には12,442mのヘリコプター高度を記録。またクラス最高の機外吊り下げ能力1,135kgとなっている。日本では主に山岳地帯で高高度の物資輸送に重宝されている。
【全長】5.02m 【全高】2.84m
【運航乗員数】1名
【生産機数】1機
【説明】
日本航空専門学校設計ゼミの学生が「鳥人間コンテスト選手権大会」滑空機部門に出場するため製作。しかし1997年の第21回大会は台風直撃のため初の競技全面中止となった大会であり、出場することなく格納庫に展示してあります。
【登録】JX0057
【全幅】9.22m 【全長】3.2m 【全高】1.42m
【エンジン】ロータックス 503-CDI(45.6hp)
【機体重量】178.5kg
【最大巡航速度】124km/h
【運航乗員数】1名
【説明】
日本航空学園の職員と学生で製作したウルトラライトプレーン、その名の通りとても軽い飛行機です。一般の航空機に必要な「耐空証明」や「操縦士技能証明」は必要なく、機体・操縦者・離着陸の場所について事前に航空法上の許可を取得すれば飛ばすことが可能です。ただし基本的に家や道路のある区域では飛べず、また飛び立った場所から別の場所に降りることもできません。そのため実際に飛ぶためには大きな河川や海辺などの地域に限定されますが、近年は愛好者が徐々に増加しています。
【全幅】1.98m
【エンジン】ヤマハ PE-340(34hp)
【機体重量】193kg
【最大巡航速度】65km/h 【最大航続距離】2時間
【運航乗員数】2名
【説明】
アメリカのホバーテクニクス社の開発したクラフトで、洗練された美しいスタイルのV-C型。本校所有のT型の他にも3人乗りのU型もあります。水上において旋回半径5.8m、惰走距離19m、また静止登坂力15%(8.5°)、最大航続時間は2時間(燃料22.7リットル)、制限波高0.3mとなっています。U型はT型を0.61mストレッチしたもので、出力は51hpと強力。またサドルシートの両側に人間一人を寝かせておくだけのスペースが確保されているので、海水浴場のレスキュー・クラフトとしての役割も果たすことができる。
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